聖者たちの食卓/聖者たちの食卓/聖者たちの食卓




映画「聖者たちの食卓」鑑賞。

インドのシク教総本山ハリマンディル・サーヒブで、毎日振る舞われる約10万食の食事がどのように用意され、人々を満たしているのか、その様子をとらえたドキュメンタリー。日本では「黄金寺院」の呼び名で知られている、インドのシク教総本山にあたる寺院ハリマンディル・サーヒブでは、人種や階層に関係なく、巡礼者や訪問者に食事が無料で提供されている。毎日約10万食におよぶという、その大量の食事がどのように用意されているのか、飽食の時代にあって無駄のない支度の様子や、調理、後片付け、巡礼者たちがひとつの家族になったかのような食卓の風景も映し出し、人々が公平に満たされることで心穏やかになる世界や、無償で働く人々の厳かな存在を描き出していく。

なかなか興味深い映画であった。これ以上「同じ釜の飯を食う」って表現がぴったりくる映画ってなかなかない。生きるためには食べないといけない。そのために動く。
皆で料理の支度をやる風景もすごいけど、何より片付けから次の食事までの無駄のない動き、ぜひ見習いたい。特に食器集めのおっさん。すげえ。

0 love:

コメントを投稿

Powered by Blogger.

Labels

Archive